2005年02月21日

せいぎのみかた

小学生の頃知らぬ間に『クラス全員さかあがりができるようになろう!』というスローガンが掲げられた。今思えばひとつの目標(=さかあがり)に向かいクラスが一丸となり協調性を身に付けさせようという魂胆であったのだろう。
さかあがりのできなかった私は毎日放課後になると連れ去られ鉄棒前に監禁されるという事態に陥った。

さかあがり講師として面倒見が良くて運動神経の良い級友(以下 講師)が就任した。

『羊さんね、もっと踏み切りを思い切って』とか言って熱心に教えてくれる。しかしコツが掴めずうまくいかない日々が続いた。

さかあがりのできない級友は毎日の過酷な練習により手の平にマメができ、中には出血しながらも絆創膏を貼り練習に励む者もいた。しかし、私の手の平はとても柔らかく、一向に固くなる気配すらない。どうも気まずいのでうんていをしたり強めに鉄棒を握り締めたりしたものの、まったくもって変化が見られなかった。しかし、決してサボっていたわけではなくどうやらマメができない体質のようである。(生まれてこの方できたこと無し)

そしてある日、手の平を見せ合うことになった。
『私なんか、マメが潰れてその上からマメができたよ』
『僕ももう両手にマメだらけで』

怪我の功名自慢トークが続く中、嫌な予感がしながらも『うわーすごいねー。』と適当に相槌を打つ。俗に言う生返事というやつだ。これは、これは、早く練習に戻らねば。私の手の平を見られる前に…キィヤァァァァ!!

『それで、羊さんは?』
ああー、もういい、いいから、な?練習しようぜ、練習。な?
『いや、それより早くさかあがりできるようにならんとね、目標やし』
とそそくさと練習に戻ろうとする羊。羊の不真面目な性格では考えられないくらいのマジメさを醸し出したが時既に遅く、級友によって手の平を皆様に露出するハメになってしまった。

Σ(´Д`lll)

『あれ、羊さんマメできてないよ、変なの』
『マジメにやってない証拠やー』
と、私の手の平をめぐり数々の罵詈雑言が飛び交う。変、って、こっちが言いたいよ。私だってマメのひとつくらい作りたいさ、ああ作りたいさ。

中でもわざわざ放課後をできそこないの級友のために時間を割いてくれた講師が…『教えてやってるのにマジメにやる気あるのか』とか怒り出すしさ。いやぁー、だからさ、ごめんよぉ?私もね、がんばってるんだけどマメできないんだよ?誰より自分で焦ってるから!
しかしこの怪我するまでがんばったらすごいという価値観はどうにかならないかね。怪我する前に自制するのも大切だろうに。

結局これで何が言いたいかってね、健康そうに見えても私は仕事にがんばってるんだよってことなのね。仕事中にネット巡回やメール交換やブログ更新?そんなの私、知りませんから…オホホ。
posted by 羊 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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