2004年07月31日

経験者優遇

私は3年ほど居酒屋でバイトした後、書店でバイトを始めました。
長年の憧れであった書店でのバイト。運良くちょうど求人が出ていたので早速履歴書を送る。

そして面接。

『ほー、居酒屋で接客のアルバイトをねぇ。…ってことは、多少のことではびっくりしませんね。』
と聞かれるではないか。
採用されたいのと、いつも酔っ払い相手なのでシラフの人なら大丈夫だろうという思いから、私は自信満々でこう答えた。
『そうですね。多少のことではびっくりしない自信はあります。』

無事、採用されました。

初出勤の日。新人研修。
その日入ったのは4人。
平屋ではなく、8階建ての書店で、階数ごとにフロア分けされている。
『では、羊さんは7階に配属です。』
へー。7階かぁ。文庫コーナーかなぁ?
『…コミック売り場です。がんばってください。』
マンガ喫茶好きだし、内心ちょっとラッキーかな?なんて考えは迂闊だったことを知る由も無く…。

いろいろ仕事なんかを教えてもらい、お昼を過ぎたころ。
お昼休みを取るように言われ休憩室へ。

見慣れぬ顔にいろんな人がこっちを見ている。一人の社員さんが私に話しかけてきた。
『あれ?新人さん?』
『あ、はい。今日からです。羊です。よろしくお願いします。』
『羊さんは何階なの?』
『7階です。』
『な、ななかいねぇ…まぁ、がんばってね。』
社員さんはそれだけ言うと去っていきました。

そしてまた違う社員さんが。
『はじめましてー。』
『今日からお世話になります。羊です。よろしくお願いします。』
『売り場はどこ?』
『7階です。』
『…(沈黙)』
『コミック売り場です。』
『お客さんがアレだけど…ま、がんばって。』
えー。何?アレって何??

その後もしばらく、同じような会話がなされ、『あそこはねぇ…』と皆言葉濁すではないか。

勇気を振り絞って聞いてみると
『売り場の中で一番お客が変わってるからね。クレームも変だし…羊さんも運が悪かったと思ってあきらめて。』



違います、たぶんそれ運じゃなくて面接のせいです。
posted by 羊 at 11:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どんな「アレ」があったのか、
また紹介してくださいね〜。
Posted by nook at 2004年07月31日 15:53
★ nookさん

いきなりですが、おめでとうございます。
栄えあるコメント400個目はnookさんです。
いや、多分近々良いことが起こる…と…思います。

どんな『アレ』なのか、友人にも書くように言われましたのでまたご報告いたします。
すげぇよアニヲタ。
Posted by 羊 at 2004年07月31日 19:26
オタクを相手では『ビックリしない』より『高度な知識』の方が必要なんじゃないのかな?
Posted by w@n at 2004年08月01日 02:51
★ w@nさん

『高度な知識』ももちろん大事なんですが、やはり『多少の事では驚かない度胸』が必要でした。
どうせお客の方が高度な知識をお持ちですからね、聞かなくてもいろいろ喋ってくれます。
Posted by 羊 at 2004年08月01日 09:05
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